意外と知らない!プロテインを飲む時の注意点

食事と栄養

こんにちは!管理栄養士の高安です。みなさんは「プロテイン」を飲む時に気をつけていることはありますか?これまで「プロテイン」の上手な選び方(https://limitest.jp/meal/choose-protein/)や「プロテイン」の正しい飲み方(https://limitest.jp/meal/how-to-drink-protein/)についてご紹介させていただきました。今回は「プロテイン」愛用家の方にも意外と知られていない「プロテイン」を飲む時の注意点と「プロテイン」を使って補食を作る時のコツについてお伝えしたいと思います。

「プロテイン」はお湯でシェイクすると固まるので注意!

寒い季節にはホットココアやホットミルクを飲むイメージで温かいお湯で「プロテイン」をシェイクしていませんか?「たんぱく質」は熱を加えると「変性」するという性質をもっています。そのためお湯と一緒に「プロテイン」をシェイクしてしまうと「たんぱく質」が熱の影響で固まり「プロテイン」が分離してしまいます。「プロテイン」を飲む時には冷水もしくは常温の水を使用するようにしましょう。

「プロテイン」シェイクしたあとに温めるのもNG!

「プロテイン」を冷水もしくは常温の水でシェイクした後に電子レンジなどで温めるのもNGです。お湯で「プロテイン」をシェイクした時と同様に「たんぱく質」の熱変性の作用が働くため、温めることで「たんぱく質」が分離してしまいます。シェイカーに蓋をしたまま電子レンジで温めると中身が膨張して破裂する恐れがありますので注意してくださいね。「プロテイン」を飲む時には「温めない」これが鉄則です。

「プロテイン」の作りおきはNG!

1日に何回も「プロテイン」を飲むからといってまとめて作りおきしておくのはNGです。「プロテイン」は「たんぱく質」だけでなく「炭水化物」や「ビタミン」など微生物の餌となる栄養素が豊富に含まれているため、細菌が繁殖しやすくなっています。季節や保存状態に関わらず「プロテイン」は作りおきせず摂取する直前に混ぜ1回で飲みきる様にしましょう。

「プロテイン」を使った焼き菓子には「バナナ」や「ヨーグルト」をプラス

補食用に「プロテイン」を利用して「プロテインケーキ」を作るとどうしてもパサついてしまいます。そんな時は「バナナ」や「ヨーグルト」などを上手に活用するのがおすすめです。バナナやヨーグルトの水分の影響で「プロテインケーキ」もしっとりと仕上がります。炊飯器で簡単に作ることができる「プロテインケーキ」のレシピもご紹介していますのでこちらの記事をご確認ください。せっかく時間をかけて作った補食も美味しくなくてはなかなか食が進みませんよね。ちょっとした工夫でしっとり仕上がりますので、ぜひ試してみてください。

まとめ

今回は「プロテイン」を飲む時に注意していただきたいポイントについていくつかご紹介させていただきました。

リミテストの「プロテイン」を飲む時のポイントは以下の通りです。
1、熱湯を使用しない
2、シェイクしたあとに温めない(シェイカーごと電子レンジで温めると膨張するので危険)
3、「プロテイン」の作りおきはしない

熱湯でシェイクした時に固まってしまった「たんぱく質」でも消化吸収に影響はありませんが、非常に飲みにくいためおすすめはできません。熱湯でシェイクした方が「プロテイン」がよく溶ける様に感じる方もいるかもしれませんが、実は「常温」の水で「プロテイン」をシェイクした時が最も「プロテイン」が溶けやすくなります。

意外と知られていない「プロテイン」を飲む時の注意点。ぜひ参考にしてみてくださいね!

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管理栄養士/フードアドバイザー 高安 ちえ http://chietakayasu-dietitian.strikingly.com/