コンビニ飯で「たんぱく質」摂取を確保するには〜セブンイレブン編vol2〜

食事と栄養

こんにちは!管理栄養士の高安です。2年ほど前に記事を書かせて頂き好評だった、コンビニでたんぱく質摂取を確保するためにはシリーズの第2弾です。(過去の記事はこちらhttps://limitest.jp/meal/2019_0425_seveneleven/
皆さんもご存じのとおり、コンビニの商品の入れ替わりは早いですよね。2年も経っていますので、コンビニの商品ラインナップもだいぶ変化があるのではないでしょうか。

久しぶりですので、まずはルールの確認です。

成人男性をターゲットとして「エネルギー600〜800kcal、たんぱく質35g以上」を目標にして商品を選択。他のコンビニでも購入可能なメーカー品ではなく、あくまでもコンビニオリジナル商品の中から選択しています。

私が購入した商品はこちら。

ほたてめし 140円 190kcal、たんぱく質 4.9g

ほたてが入った炊き込みご飯です。おにぎりは具材によって、たんぱく質含有量が大きく異なります。たんぱく質を意識する場合は魚や貝類などの具材を選ぶようにしましょう。ほたてにはビタミンB群やタウリンなどの成分が含まれています。

たんぱく質が摂れる豆腐つくねのサラダ 475円 183kcal、たんぱく質 16.6g

「たんぱく質が摂れる」という商品名のものがいくつか陳列されていました。豆腐つくねが入ったサラダで、1食でたんぱく質が16.6gも摂取することができます。エネルギーも183kcalと低く、野菜も同時に摂取できるのでウエイトコントロールをしている方には嬉しい商品ですね。サラダのカテゴリーですが、豆腐つくねが2つも入っているため、かなりボリュームがありました。

とろーりチーズの小さいトマト鍋 421円 221kcal、たんぱく質 13.3g

こちらは1日に必要な野菜の1/2が摂取できるというコンセプトですが、たんぱく質も13.3gあるためおすすめの商品です。チーズもトッピングされていてカルシウムの摂取も可能ですね。

のむヨーグルトいちご 149円 127kcal、たんぱく質 7.2g

最後はのむヨーグルトです。のむヨーグルトは乳製品なのでたんぱく質やカルシウムが摂取できてよいのですが、砂糖も多く添加されておりエネルギー過多になりやすいという欠点がありました。この商品は糖質オフなのでおすすめです。牛乳やヨーグルトなどの乳製品は1日1回は食事に取り入れるとよいでしょう。

選択した商品の栄養価

今回私が選択した商品の栄養価をまとめました。

エネルギーたんぱく質脂質価格
ほたてめし190kcal4.9g1.4g140円
たんぱく質が摂れる豆腐つくねのサラダ183kcal16.6g7.6g475円
とろーりチーズの小さいトマト鍋221kcal13.3g9.6g421円
のむヨーグルトいちご127kcal7.2g3.0g149円
合計721kcal42.0g21.6g1,185円
PFCバランス-23.3%27.0%-

たんぱく質も脂質も日本人の食事摂取基準(2020年度版)の中におさまっていますね。2年前よりもたんぱく質摂取量、野菜摂取量、糖質摂取量を意識した商品が多くなったという印象です。塩分の高さはまだ気になりますが、コンビニの商品も選択によっては理想的な栄養バランスの食事を揃えることが以前よりも簡単になってきましたね。

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管理栄養士/フードアドバイザー 高安 ちえ https://ncsracine.com/