コンビニ飯で「たんぱく質」摂取を確保するには〜ファミリーマート編vol2〜

食事と栄養

こんにちは!管理栄養士の高安です。2年ぶりの「コンビニ飯でたんぱく質摂取を確保するには」企画、セブンイレブン( https://limitest.jp/meal/コンビニ飯で「たんぱく質」摂取を確保するには-2/ )、ローソン(https://limitest.jp/meal/2022_1109_lawson/)に続いてファミリーマートでもたんぱく質摂取を確保できるコンビニ飯を選んでみたいと思います。

セブンイレブンもローソンも2年前に比べて健康を意識した商品が多くなった印象ですが、ファミリーマートはどうでしょうか。2年前にファミリーマートで選んだ商品はこちら(https://limitest.jp/meal/2019_0522_familymart/

まずはルールの確認です。

成人男性をターゲットとして「エネルギー600〜800kcal、たんぱく質35g以上」を目標にして商品を選択。他のコンビニでも購入可能なメーカー品ではなく、あくまでもコンビニオリジナル商品の中から選択しています。

私が購入した商品はこちら。

牛すきおむすび 210円 242kcal、たんぱく質 4.2g、脂質 7.3g

国産黒毛和牛をすき焼き風の味付けにした具材がはいったリッチなおにぎりです。和牛なので少し脂質が高めですが、たんぱく質が4.2g摂取できるのは嬉しいですね。牛肉は豚肉や鶏肉に比べて鉄や亜鉛などのミネラルが多く含まれています。(詳しくはこちらhttps://limitest.jp/meal/2019_0426_beef_nutrition/)鉄や亜鉛は貧血予防、免疫機能の正常化において重要な役割を果たしています。価格面を考えるとなかなか難しいかもしれませんが、鶏肉や豚肉だけでなく、牛肉も食事に取り入れていくようにするとよいでしょう。

たんぱく質が摂れる!サラダチキンロール チリソース風 378円 291kcal、たんぱく質 23.0g、脂質 9.8g

セブンイレブン、ローソンと同じく商品名に「たんぱく質が摂れる」とうたっている商品がありました。たんぱく質の摂取がかなり注目されていることがわかります。サラダチキンと卵が入っていて、1食でたんぱく質が23.0gも摂取できます。かなりボリュームがあり食べ応えがある商品でした。

11品目具材の生姜スープ 398円 101kcal、たんぱく質 9.3g、脂質 3.1g

れんこんやにんじん、卵など11品目の具材は入ったスープです。コンビニの商品はサラダ以外はなかなか野菜が摂取できないイメージがありましたが、最近の健康ブームをうけて商品ラインナップにも変化がみられるようですね。これから寒くなる季節ですので、からだを温めるためにもあたたかいスープはおすすめです。

選択した商品の栄養価

今回私が選択した商品の栄養価をまとめました。

エネルギーたんぱく質脂質価格
牛すきおむすび 242kcal4.2g7.3g210円
たんぱく質が摂れる!サラダチキンロール チリソース風291kcal23.0g9.8g378円
11品目具材の生姜スープ101kcal9.3g3.1g398円
合計634kcal36.5g20.2g986円
PFCバランス-23.0%28.7%-

以前に比べると1食あたりで摂取できるたんぱく質量が増えたため、購入する品数も少なくてすむようになりました。セブンイレブン、ローソンと同じように、ファミリーマートでもたんぱく質や野菜など健康を意識した商品が多くなった気がします。

次回は「ミニストップ」でチャレンジしてみますのでお楽しみに!

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管理栄養士/フードアドバイザー 高安 ちえ https://ncsracine.com/