コンビニ飯で「たんぱく質」摂取を確保するには〜ミニストップ編vol2〜

食事と栄養

こんにちは!管理栄養士の高安です。2年ぶりの「コンビニ飯でたんぱく質摂取を確保するには」企画、セブンイレブン( https://limitest.jp/meal/コンビニ飯で「たんぱく質」摂取を確保するには-2/ )、ローソン(https://limitest.jp/meal/2022_1109_lawson/)、ファミリーマート(https://limitest.jp/meal/コンビニ飯で「たんぱく質」摂取を確保するには/)に続いてミニストップでもたんぱく質摂取を確保できるコンビニ飯を選んでみたいと思います。

2年前にミニストップで選んだ商品はこちら(https://limitest.jp/meal/2019_0726_ministop/

まずはルールの確認です。

成人男性をターゲットとして「エネルギー600〜800kcal、たんぱく質35g以上」を目標にして商品を選択。他のコンビニでも購入可能なメーカー品ではなく、あくまでもコンビニオリジナル商品の中から選択しています。

私が購入した商品はこちら。

寿司おにぎり 穴子 162円 191kcal、たんぱく質 4.2g、脂質 2.3g

たんぱく質を多く含む卵と穴子が使われているおにぎりです。おにぎりは具材によってたんぱく質量が大きく異なりますので、魚や肉、卵などたんぱく質を多く含む食品が具材となっている商品を選ぶとよいでしょう。

たまごとチーズのホットサンド 307円 318kcal、たんぱく質 11.1g、脂質 18.9g

たまごサラダがたっぷりと使われているサンドイッチです。チーズも入っており、食べ応えもあります。少し脂質が高いのが気になりますがたんぱく質10g以上摂取できるのは嬉しいですね。

ローストチキンサラダ 321円 65kcal、たんぱく質 12.2g、脂質 0.9g(ドレッシングなし)

商品名に「たんぱく質が摂れる」などはうたわれていませんが、パッケージに「たんぱく質12.2g」との記載がありました。やはり、たんぱく質摂取を気にしているかたに向けた商品を開発していることがわかります。野菜と同時にたんぱく質が摂取できる商品は嬉しいですね。

チャーシュー&メンマ 280円 137kcal、たんぱく質 7.7g、脂質 8.2g

しっかりと味付けをされたチャーシュー、煮卵、メンマが入ったお惣菜です。最近、コンビニでもお惣菜系の商品が増えましたよね。一人分だけの場合、スーパーで材料を揃えるとかえって高くつくこともあるので、コンビニでお惣菜を販売してくれると助かりますね。少し脂質が多くなってしまいましたが、たんぱく質もしっかり摂取できる一品です。

選択した商品の栄養価

今回私が選択した商品の栄養価をまとめました。

エネルギーたんぱく質脂質価格
寿司おにぎり 穴子191kcal4.2g2.3g162円
たまごとチーズのホットサンド318kcal11.1g18.9g307円
ローストチキンサラダ65kcal12.2g0.9g321円
チャーシュー&メンマ137kcal7.7g8.2g280円
合計711kcal35.2g30.3g1,070円
PFCバランス-19.8%38.4%-

たんぱく質摂取量を意識した結果、脂質がPFCの基準より大幅にオーバーしてしまいました。たんぱく質を多く含む食品は同時に脂質も含んでいることも多いので、なかなか難しいですね。

まとめ

今回でセブンイレブン、ローソン、ファミリーマート、ミニストップの調査が終了しました。どのコンビニにも共通していたのは、2年前に比べて明らかにたんぱく質摂取を意識した商品が増えているということです。それ以外にも低糖質や野菜たっぷりなどの商品も多く、消費者の健康に対する意識が高くなっていることがわかります。コンビニで栄養バランスが整った食事をすることが難しい。と思われていたのはもう昔の話だと言うことがよくわかりました。選ぶ商品によっては、PFCバランスもしっかり整い、バランスの良い食事を摂取することも可能です。食べたいものを選ぶだけではなく、栄養成分表示や使われている食材をチェックすることも習慣づけていきましょう!

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管理栄養士/フードアドバイザー 高安 ちえ https://ncsracine.com/