こんにちは!管理栄養士の高安です。簡単アレンジレシピシリーズ、今回は手作りのカッテージチーズを使ったレシピです。レシピといっても私がご紹介しているのは料理初心者の方でも簡単に作って頂けるものばかりですのでご安心を!
先月は牛乳から作る「手作りカッテージチーズ」のレシピをお伝えしました。(詳しくはこちらhttps://limitest.jp/meal/20190528_recipe/)。みなさん、もう試してみましたか??牛乳とレモン汁(もしくはお酢)さえあれば意外と手間がかからずに作って頂けるレシピなのでぜひチャレンジしてみてくださいね。
今回は手作りした「カッテージチーズ」を使った簡単レシピのご紹介です。また、カッテージチーズを作った時にできる「ホエイ」の栄養についてもお話していきたいと思います。
「カッテージチーズ」入りアボカドサラダ
まずは手作りした「カッテージチーズ」のアレンジレシピからご紹介します。
材料(一人分)
材料 | 量 |
アボカド | 1/2個 |
トマト | 1/2個 |
カッテージチーズ | 50g |
食塩 | ふたつまみ |
黒こしょう | 少々 |
レモン汁 | 大さじ1 |
作り方
1、切ったアボカドは色が変わらない様にレモン汁とあえる |
2、1のボウルにトマト、カッテージチーズ、塩こしょうを入れよく混ぜ皿に盛り付け出来上がり |
「カッテージチーズ」入りアボカドサラダの栄養価
カロリー | 158kcal |
たんぱく質 | 8.3g |
脂質 | 11.7g |
炭水化物 | 7.3g |
参考)日本食品標準成分表2015年版(七訂)追補2017年
手作りした「カッテージチーズ」とトマト、アボカドを切って混ぜるだけでできる簡単レシピですので、あと一品に困った時はぜひ作ってみてください。
ちなみに、アボカドは「森のバター」といわれ栄養価が高い食品として注目されていますが、脂質が多く含まれている食品です。体に良いからといって食べ過ぎるとカロリーオーバーになりますので注意してくださいね。もし減量などで脂質の摂取量をコントロールしている場合は、トマトとカッテージチーズだけで作っていただくとよいでしょう。
「ホエイ」とは?
カッテージチーズを手作りした時に残った絞り汁やヨーグルトの上澄み液が「ホエイ」と呼ばれるものです。「ホエイ」とは「乳清たんぱく質」のことです。「ホエイ(乳清たんぱく質)」は体内では作ることのできない「必須アミノ酸」やビタミン、ミネラルを含んでいます。プロテインを日頃から摂取している方はもうおわかりかと思いますが、「プロテイン」はこの「ホエイ」から作られている製品が数多く存在します。カッテージチーズだけ食べて、この「ホエイ」を捨ててしまってはもったいないですね。
「ホエイ」を使った簡単ドレッシングのレシピをご紹介いたします。
「ホエイ」を使ったドレッシング
材料
材料 | 量 |
ホエイ | 大さじ1 |
レモン汁 | 大さじ1 |
オリーブオイル | 小さじ1 |
食塩 | ひとつまみ |
黒こしょう | 少々 |
全ての材料をボウルに入れて全体を良く混ぜれば出来上がりです。レモン汁は生のレモンを絞ったものがおすすめですが、生レモンがない場合は「レモン果汁」でも大丈夫です。
ドレッシングにするほか、「ホエイ」で野菜を煮込んでコンソメで味付けをして「スープ」にしたり、パンケーキを作る時の牛乳を「ホエイ」に代えたりしても良いでしょう。前回もお話いたしましたが、少し「はちみつ」を加えてそのまま飲んでも美味しいです。また、「プロテイン」を水ではなく「ホエイ」で溶かしても良いかもしれませんね。いづれにしても、添加物を使用していないので出来上がったカッテージチーズもホエイもなるべく早めに消費する様にしてください。
カッテージチーズだけでなく、カッテージチーズを作った時にできる栄養満点の「ホエイ」も捨てずに有効活用してくださいね!
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管理栄養士/フードアドバイザー 高安 ちえ http://chietakayasu-dietitian.strikingly.com/