ロードバイク日誌〜番外編:ツールドフランス観戦レポート〜

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こんんちは!管理栄養士の高安です。実は今年の「ツールドフランス」、現地まで観戦しに行ってきました!ロードバイク日誌は今までは私が実際に走ったコースやその時にどのようなものを食べていたかなどをご紹介してきたのですが、今回は番外編ということで「ツールドフランス」の観戦レポートです!

「マイヨジョーヌ」誕生100周年記念大会

「ツールドフランス」は自転車レースの中でも最高峰と言われ100年以上の歴史がある伝統的な自転車レースのひとつです。今年は「マイヨジョーヌ100周年」の記念大会。「マイヨジョーヌ」とは「ツールドフランス」の総合優勝者だけが着ることができる「黄色いジャージ」のことを言います。今年の「ツールドフランス」は7月6日にベルギーをスタートして728日にフランス・パリのシャンゼリゼ通りでフィナーレを迎えました。全部で21ステージもある過酷なレースです。

最終日2日前の第19レースでは悪天候のため途中でレースが打ち切りになったり、最終日前日の第20レースも悪天候の影響でコースが大幅に短縮されたりとなかなか波乱に満ちた展開でした。

途中でレースが終了になった影響もあり、「マイヨジョーヌ」はフランス人のアラフィリップ選手からコロンビア人のエガンベルナル選手に交代。最終日前日もベルナル選手が首位も守り最年少でコロンビア人初の「マイヨジョーヌ」が誕生しました。「ツールドフランス」は最終的にパリに戻ってきてレースが終了するのですが、最終日に総合順位を争うことはしないことが通例のため最終日前日にその年の「マイヨジョーヌ」が確定します。

観戦日当日~パリ凱旋門~

レース最終日はパリの西側イヴリーヌ県のランブイエをスタートしてパリ市内には20時ごろに到着する予定でした。ゴール付近は有料席ですがそれ以外の観戦は基本的に無料。なるべく良い席を確保したかったためお昼過ぎには凱旋門に向かいました。写真はその時の様子です。すでに席を確保している人もちらほら。

記念グッツやフードを販売している出店がたくさんあります。最終日はシャンゼリゼ通を凱旋門に向かって走り凱旋門をぐるっと回る特設コースを8周します。ちょうどコーナーが見えるようにと凱旋門近くの特等席をキープ。「ツールドフランス」のロゴが入った折りたたみの椅子を購入し、集団が凱旋門につくのを待ちます。

今回はコロンビア人の初総合優勝ということで、いたるとことでコロンビアコールが巻き起こっていました。レース前にはスポンサー企業によるパレードがあります。

レースの様子は随時モニターで確認しながら、あれこれ結局5時間近く待っていよいよレース集団がシャンゼリゼの特設サーキットに到着しました。

目の前を猛スピードで駆け抜けていきます。いったいあの細いからだのどこからこれだけのパワーが出るのでしょうか。プロのロードレーサーが1日に消費するエネルギーは6,000kcal以上と言われています。しかもレースは単日ではなく2.3日続きます。連日でレースがあるわけですから、当然のことながら運動で消費したエネルギーを色々な形で補給していく必要があります。

トップチームは専属シェフがいて、チームと一緒にキッチンカーで移動しながら毎食選手たちへ食事を提供しているそう。6,000kcal以上のエネルギーを効率よく摂取させなければいけないのは本当に大変だと思います。いつか私もそういう仕事がしたいな。と思いながらレースを見ていました。そして、よく「食べられる選手は強い」という言葉を耳にしますが本当にそうなのだと思います。来年は「東京2020 オリンピック」が日本でも開催されます。恐らく今回「ツールドフランス」に出場した選手たちもオリンピックに出場するはずです。日本でもトッププロの走りが見られるのはとても楽しみです!

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管理栄養士/フードアドバイザー 高安 ちえ http://chietakayasu-dietitian.strikingly.com/