季節の変わり目の体調不良に注意！疲れにくいカラダを作るためのポイント

こんにちは！管理栄養士の高安です。季節の変わり目に体調不良や疲れやすさを感じるかたは多いのではないでしょうか？いつもと変わらないはずなのに、なぜか疲れがぬけない。なんとなくダルい。昼と夜の気温差が大きくなる季節の変わり目は体調を崩しやすくなります。そんな季節の変わり目の体調不良に負けないために、疲れにくいカラダをつくるポイントをご紹介したいと思います。

疲れにくいからだを作るためのポイント

疲れにくいからだを作るためのポイントは以下の通りです。

生活リズムを整える

疲れにくいからだを作るためには、毎日規則正しい生活をおくることが重要です。起きる時間や寝る時間を極力一緒にするだけでなく、食事をする時間も意識するようにしましょう。食事時間がバラバラになり、極度の空腹な状態で食事を摂取すると急激に血糖値が上昇します。上昇した血糖値を下げるために、インスリンというホルモンが分泌され、血糖値は下がるのですが、あまりにも血糖値の乱高下の幅が大きいのも血管に負担がかかってしまいます。血糖値を一定に保つよう食事のリズムを整えることとも、疲れにくいカラダを作るためには重要です。

ストレスを減らし、自律神経を整える

自律神経という言葉をご存知ですか？自立神経の乱れが体調不良の原因となることもあります。自律神経は交感神経と副交換神経のふたつにわけられます。活動時や緊張状態の時は交感神経が優位になり、睡眠中や食事後などリラックスしている時は副交感神経が優位になります。極度のストレスがかかると常に交感神経が優位な状態になり、睡眠がうまくとれず体調不良の原因となることも。適度な運動はストレス発散にも効果的ですし、運動による疲労で眠りやすくなります。運動以外にも湯船にしっかりとつかることもリラックス効果があり、自立神経を整えるのに効果的です。

疲れにくいカラダを作るための食事のポイント

疲れにくいカラダを作るための食事のポイントは以下の通りです。

バランスの良い食事を心がける

バランスの良い食事をするために最も簡単な方法は、主食・主菜・副菜を一食の中で組み合わせることです。バランスが良い食事はPFCバランスが整っている食事だということは以前にもお伝えさせて頂きました（詳しくはこちらhttps://limitest.jp/meal/2019_0109_pfc_balance/）。主食・主菜・副菜を揃えるとPFCバランスも整いやすくなります。

エネルギー代謝に不可欠なビタミンB群を意識する

ビタミンB群とはビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、ビオチン、パントテン酸、葉酸の総称です。そのなかでも、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6はエネルギー代謝に欠かせないビタミンです。ビタミンB1は主に炭水化物、ビタミンB2は主に脂質、ビタミンB6は主にたんぱく質の代謝に関与しています。それぞれ多く含む食品をまとめました。

食べ物から摂取したエネルギーを効率よく活動のエネルギーに変換するためにはビタミンB群の働きが欠かせません。これがビタミンB群が疲労回復に効果的と言われる理由の一つです。

ストレスを受けると消費が増加するビタミンCを意識する

疲れにくいカラダを作るためには、ストレスを軽減させ、自律神経を整えることが大切です。強いストレスが加わると体内でのビタミンCの消費量が増加します。ビタミンCは水溶性ビタミンのため、一度に大量に摂取しても必要な量以外は体外に排出されてしまいます。ストレスを感じた時はビタミンCの摂取も意識するようにしましょう。

まとめ

季節の変わり目は1日のなかでの気温の変化が激しく、体調不良になりやすくなります。慢性的な体調不良にならない様にするためにも、規則正しい生活を意識し、疲労回復に効果のある栄養素を食事に取り入れることで疲れにくいカラダづくりをしていきましょう！

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管理栄養士/フードアドバイザー　高安 ちえ　https://ncsracine.com/