自己ベストタイムを更新し7番手よりスタート 3列目より自身初の表彰台を目指し決勝を戦う

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2019 FIM SUPERBIKE WORLD CHAMPIONSHIP
World Supersport Round 10 Acerbis Portuguese Round Race Report

スーパーバイク世界選手権(WorldSBK)Round 10 Acerbis Portuguese Roundがポルトガルの Autódromo Internacional do Algarveで開幕。サマーブレイクを挟み、WSSPクラスは約2カ月ぶりの開催となる。

 迎えた初日、天候に恵まれ晴天のドライコンディション。30℃を越える暑さの中でフリープラクティスがスタートする。チームが提案する新しいパーツをトライするなど、積極的にタイムアップを図るべく様々なアプローチを重ねる。FP1は1分46秒816で11番手、FP2は1分46秒152と8番手。チームとコミュニケーションを図り、一つ一つ問題点を解決していく。そして二日目となる土曜日、マシンの仕様変更にトライしFP3に挑む。結果、ポジティブな結果となり1分46秒059の9番手。着実にタイムとマシンバランスが向上し結果に結びつける事が出来た。

 今大会のWorldSSP Superpoleは午前11時40分からスタート。気温28度・路面温度38度の中、25分の戦いが始まる。大久保はフィーリングが改善したマシンで着実にタイムを削っていく。安心して攻められるバイクに仕上がった結果、自己ベストタイムを更新し1分45秒349の7番手、3列目より決勝を戦う事となる。自身初の表彰台目指し今大会も全力で挑む。

■大久保 光コメント  ・Superpole結果 7番手 / タイム 1分45秒349

 今回Superpoleを7番手で終え、自己ベストタイムをコンマ7秒ほど更新する事が出来たので素直に良かったと思います。実際は一列目を狙っていたのですが、タイムが向上したことによって新たな問題が発生してしまいました。ですが、この問題さえ解決すれば表彰台が狙えるポジションだと思います。ただ、TOPが抜きに出ているので厳しい戦いになると思います。また、単独でのタイムが出ていないので、明日のウォームアップで問題解決に向けてトライを重ねていきます。

全体的にマシンが良い方向でまとまってきました。決勝は、自身初の表彰台獲得に向けて全力で引き続き戦っていきます。

皆様、応援を宜しくお願い致します。