こんにちは!管理栄養士の高安です。寒さが厳しい季節が終わり、少しずつ暖かい日が増えてきましたね。薄着になる季節に気になるのが冬のうちにため込んでしまった脂肪なのではないでしょうか?夏が来る前に少しダイエットを始めようかな。と思うかたも多いかもしれません。今回は春ダイエットを成功させるポイントやおすすめの食材、レシピについてご紹介させていただきます。
春ダイエットを成功させるポイント
ダイエットを成功させるために重要なポイントをお伝えします。
無理してやせようとしない!体重減少は1ヶ月に1〜2kgが目安
ダイエットにおいて極端な食事制限はNGです。最初は我慢できても長続きしなかったり、我慢した反動でかえって食べすぎてしまい、リバウンドしてしまう可能性もあります。1ヶ月で体重を1kg減らそうと思ったら1日に240kcalの調整が必要になります。間食を我慢したり、ミルクがたっぷり入ったカフェラテをブラックコーヒーにかえたり、ご飯のおかわりをやめるだけでも1日240kcalは減らすことが可能になります。
食事は3食しっかり、減らすべきは間食
まず一番大切なことは1日3食しっかりと食べ、極力食事をするタイミングを一定にすることです。仕事のスケジュールなどで毎日同じ時間に食事をすることが難しい場合は食事と食事の間は最低でも4時間とり6時間以上はあけないようにしましょう。食事から4時間前後、少し小腹が空いてきた時間がちょうどエネルギー源として「脂肪」を使うタイミングです。ここで小腹が空いたからと言って何か食べてしまうとせっかく「脂肪」をエネルギーに分解しようとしていた動きがストップしてしまいます。お腹がすいてきたな。と思ったら「脂肪」が使われ始める合図だな。と思っておやつは我慢するようにしましょう。どうしても我慢できない時は低カロリーのゼリーやノンシュガーの飲み物などがおすすめです。
旬の野菜をたっぷり使って満足度もアップ
野菜はご飯やパン、肉や魚に比べるとカロリーが低いものが多いため、摂取カロリーを増やさず食事のボリュームをアップさせたい時に積極的に使いたい食品です。特に旬の野菜は旨味が強く、栄養価も高いとされているため、積極的に食事にとりいれるようにしましょう。春が旬の野菜は、キャベツ、アスパラ、たけのこなどです。野菜にはカリウムが多く含まれいます。カリウムを摂取することで体内に溜め込んだ余分な水分を体外に排出することを助けてくれるため、むくみを防止する効果が期待できます。
春ダイエットにおすすめの食材&レシピ
春キャベツの写真を入れていただきたいです
春ダイエットにおすすめなのが、今が旬のキャベツです。春キャベツは、まきがゆるく葉が柔らかいのが特徴です。さっと炒めたり、生のまま食べても美味しいのが春キャベツの特徴です。キャベツに多く含まれる栄養素は、ビタミンC、葉酸、カリウム、食物繊維などです。ビタミンCは水溶性で熱に弱いビタミンのため、生で食べるか加熱する場合も短時間ですませることがポイントです。
春キャベツと鶏むね肉の粒マスタードサラダ
材料(2人分)
材料 | 量 | 切り方など |
春キャベツ | 1/4個 | ざく切り |
鶏むね肉 | 1枚 | 皮をとり、繊維を断ち切るように薄く削ぎ切りにして、塩麹でつけておく |
塩麹 | 大さじ3 | |
A:粒マスタード | 大さじ1 | |
A:はちみつ | 大さじ1 | |
A:酢 | 大さじ2 |
さっと茹でた春キャベツに塩麹でつけてオーブンでグリルした鶏むね肉、粒マスタードドレッシングを混ぜるだけで出来上がり。作りおきにもおすすめの簡単レシピです。
「春キャベツと鶏むね肉の粒マスタードサラダ」の栄養価
カロリー | 352kcal |
たんぱく質 | 49.5g |
脂質 | 5.8g |
炭水化物 | 28.2g |
食塩相当量 | 3.4g |
参考:日本食品標準成分表2020年版(八訂)
まとめ
薄着になる季節が近づいてきたからといって、急激なダイエットは禁物です。あくまでも1ヶ月に1〜2kgの減量を目安にし、無理なく体重コントロールをするようにしましょう。旬の野菜は美味しさも栄養価も高いと言われていますので、積極的に活用していってくださいね!
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管理栄養士/フードアドバイザー 高安 ちえ https://ncsracine.com/