2019 FIM SUPERBIKE WORLD CHAMPIONSHIP
World Supersport Round 11 Pirelli French Round Race Report
スーパーバイク世界選手権(WorldSBK)Round 11 Pirelli French Round 決勝がフランスの Circuit de Nevers Magny-Coursで開催。昨日までは天気に翻弄され、不安定な状況が続いていたが、気温は15度と低めながら晴れ。ドライコンディションで最終日を戦う事になった。大久保は午前のWarm Upでドライの感触を確認し、1分43秒052で10番手タイムを計測。最後の仕上げを行い、自身初の表彰台を目指し戦う。
WorldSSP決勝は、現地時間12時15分に20周の決勝がスタート。大久保は7番手から5番手に順位を上げ、これからという時、後方で3台が絡むクラッシが発生し赤旗中断。
周回数減算となり12周のスプリントレースとして仕切り直される。
そして、現地時間12時40分にレースが再スタート。大久保は一時8番手に順位を下げるがオープニングラップは6番手で通過。ここからトップとの差を詰めにかかる。トップが逃げる中、後方では大久保を含む6台が2番手を争う集団となりレースが進む。不運にもトップが転倒してしまい、4周目にトップグループとしてライバルと争う。2秒内に6台が戦う接近戦が続く中、大久保は8周目に5番手ながらトップとの差を1秒002まで詰め寄る。懸命にライバルを追い表彰台を目指したが、トップに僅か2秒166及ばず、5位でチェッカ―。11ポイントを獲得し、総合93ポイント。Championship Standings 5位で今大会を終えた。
WorldSBKも残り2戦となり、次戦は二週間後のMotul Argentinean Roundを戦う。
■大久保 光コメント ・決勝結果 5位 / ベストタイム 1分42秒565
「今回赤旗が序盤で出るなど色々起きたレースでしたが、結果としては纏める事が出来たので良かったと思います。これまでで一番トップとの差が接近したレースでしたが、ライディングの差が明確に出てしまいました。トップを取る為にこれから改善しなければならない課題もハッキリしたので、残り2戦に向けて改善に取り組み、引き続き全力で表彰台を目指します。
皆様応援宜しくお願い致します。」
■開催スケジュール・放送予定はこちらから確認ください。
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